新年度を迎えて
2011-04-05

今年の保育目標「お友達と仲よく遊べる子ども」


 春は全てのものが朋え出る時。木々の梢が若芽を出し、大地はうっすらと緑の若草で彩られます。子ども達もぐんぐんとたけが伸び、それぞれ進級し、新しい年を迎えました。
 希望に溢れ、笑顔いっぱいのピカピカの一年生になった年長児を送り出した感激もつかの間、保育園は二十六名の新しいお友達を迎え、活動を開始しています。
 今年の保育目標は、「お友達と仲よく遊べる子ども」
遊びは子どもの成長に欠かせない大切な時間です。
本園では室内外での充実した遊びを可能とする環境作りに努めております。
「あそびを楽しく豊かに」
「力いっぱいに、また自発的に、黙々と、忍耐強く、身体が疲れきるまで根気よく遊ぶ子どもは、また必ずや逞しい寡黙な、忍耐強い、他人の幸福と自分の幸福のために献身的に尽くすような人間になるであろう」
 この時期の子どもの生命の最も美しい現われは、遊戯中の子どもではなかろうか。
                      (秋葉英則他著 幼児とあそび理論と実践P17~)
幼児期の発達を促す上で遊びは欠かせないことが長期に亘る研究(一六八年前のフレーベル以来今日まで続けられている)で明らかになっております。
 都市部には自然が少なくなり、子どもの好奇心を満たす空間が極めて小さい今日、保育園での遊びの環境をどう作るか、大きな課題です。保護者の皆様と共に手を携えこの一年がんばって行く所存ですので、どうぞ応援して下さい。